男性の糖尿病、魚で防ぐ・・・最大でリスク3割減!

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■魚介類を多く食べる男性は、糖尿病にリスクが低いことが8月17日、国立がん研究センターなどによる全国約5万人の追跡調査で
わかった。魚の油に含まれる不飽和脂肪酸などが、血糖値を下げるインスリンの分秘を促すとみられる。
 
岩手、東京、長野など10都道府県在住の40歳~69歳の男女を対象に、1990年代半ばから5年間にわたり調査、このうち971人(男性572人、女性399人)が糖尿病になった。
 
魚介類の摂取量によって4グループに分けたところ、男性の場合、最も多いグループ(1日当たり約172グラム)は、最も少ないグループ(1日あたり約37グラム)に比べて糖尿病になるリスクが約3割低かった。
また、アジやイワシなどの小・中型魚や、サケやサンマなどの脂の多い魚を多く食べる方が糖尿病になりにくかった。女性では摂取量と病気の間に明確な関連はなかった。
YOMIURI ONLINE より(8/17)引用。
 
■魚介類の主な成分について
魚肉は、暗赤色の血合肉と色の淡い普通肉に分けられる。血合肉はカレイまマダイ(真鯛)などの白身の魚には少なく、イワシやサバ『鯖)などの赤身の魚に多い。
魚貝類の成分は、主に水分、タンパク質、脂質からなっており、その含有量は、水分60~90%、タンパク質15~20%、脂質0.5~25%である。
これらの主成分のほかに、炭水化物0.1~2.0%、無機質0.5~2.0%が含まれている。 

◆魚介類の主な成分(可食部分100gあたり)

食材名(生) 廃棄率
(%)
エネルギ
(カロリー)
水分
(g)
タンパク質(g) 脂質
(g)
炭水化物
(g)
灰分
(g)
真カレイ 50.0 95 77.8 26.4 1.3 0.1 1.2
真タイ
(天然)
50.0 142 72.2 20.6 5.8 0.1 1.3
グジ・甘鯛 0.0 113 76.5 18.8 3.6 0.1 1.1
真イワシ 50.0 217 64.4 19.8 13.9 0.7 1.2
真サバ 40.0 202 65.7 20.7 12.1 03 1.2
クロマグロ(赤身) 0.0 125 70.4 26.4 1.4 0.1 1.7
クロマグロ(脂身) 0.0 344 51.4 20.1 27.5 0.1 0.9
カニ(毛) 70.0 72 81.9 15.8 0.5 0.2 1.6
紅サケ 0.0 13.8 71.4 22.5 4.5 0.1 1.5
真ダコ 15.0 76 81.1 16.4 0.7 0.1 1.7
イカ 25.0 88 79 18.1 1.2 0.2 1.5
牡蠣(養殖) 75.0 60 85 6.6 1.4 4.7 2.3 

■魚介類の主な成分の特徴について
①水分は、魚肉の大部分を占め、平均すると畜肉よりやや多い。
②タンパク質は、水分を除いた魚介類の主成分であり、多数のアミノ酸から作られている。魚介類には
 人間の成長に欠くことのできないアミノ酸(必須アミノ酸)が畜肉と同じように含まれているので、
 栄養価の高いタンパク質である。
③脂質は主として中性脂肪であり、普通、魚油といわれ、皮下脂肪や内臓組織に分布している。タラ・イカ・サメのように
 肝臓が大きい水産動物には、特に肝臓に多く含まれている。
④一般に漁油は、陸上動物に比べ酸化しやすいが、参加していない漁油は、他の食用油と同様の栄養価がある。
⑤魚の味は、魚の種類により、又同じ魚種では、メスオス、部位、季節により異なっている。魚の背部は、一般的に
 脂肪が少ないが、腹部には脂が多く、特有の旨味がある。
 
■魚介類に含まれる主な機能成分
機能成分 多く含む魚介類 期待される効果
DHA クロマグロ脂身、ブリ、鯖、筋子 脳の発達促進、痴呆予防、視力低下予防
EPA 真イワシ、サバ、ブリ、クロマグロ脂身 血栓予防、抗炎症作用、高血圧予防
タウリン アワビ、サザエ、牡蠣、イカ、マグロ血合肉 動脈硬化、胆石予防、心疾患予防
アスタキサンチン サケ、真鯛、サクラエビ、オキアミ 生体内抗酸化作用、免疫機能向上作用
                       農林水産省・消費安全局畜産水産安全管理課水産安全室